親友の佐和ちゃんからメールが。
「吉田神社に来てるよ~」と。
そっか、もう節分か。
京都の吉田神社の節分祭り。
盛大なお祭りだ。
あたしたちM.O.P.の面々が、まだ全員京都や大阪に住んでたときに、
毎年、劇団員全員で劇団の発展を祈願しに(多分)
そして、鮎の塩焼きを食らい、生搾り酒や、にごり酒を飲みまくっていた(ま、どちらかといえば、こっちが主ですが)
そして、毎年みんなでお金をだしあってダルマを買ってた。
毎年毎年少しずつ大きくなったダルマ。
毎年同じおっちゃんの店で買っていた。
毎年あたしたちが行くとちゃんと覚えててくれていて、
「今年はどれする?」とダルマを選んでくれて、
ちょっとだけ、値段をまけてくれたり、ちびダルマをおまけにくれたりした。
あのダルマ屋のおっちゃん、元気にしてるのかな・・・・
去年のダルマを神社におさめて、新しいダルマを買って帰る。
劇団の一大イベントだった。
そのダルマは、普段は事務所に置かれていたが、
公演が始まると、トラックに乗せ、あたしたちと一緒に旅公演を回った。
本番が始まる前は、皆が手を合わせた。
もう大半の劇団員が東京に引っ越してしまって、
吉田神社に行けなくなってしまったけど。
いつか、また、行きたいな。
吉田神社。
いつもこの季節は、京都は雪が降ってた。
今日も京都は雪なのかな。
今思うと本当に恥ずかしいが、
あの時のあたしはまだ若くて、なんにも考えてない、ノーテンキなギャルだった(笑)
京都に住んだ7年間は、
10代とは違う、20代の青春時代だった。
劇団に入ってなければ、大阪生まれのあたしは、わざわざ京都に住むこともなかったであろう。
あの濃い濃い時代を思いだし、
胸がキュンとした。
若かったあの時を羨んで、ではなく、
若かったあの時を懐かしく思った。
あぁ、
ちょっぴり切ない。
懐かしすぎて。
京都でお世話になった方々、
バイト先の人とか、飲み屋のおかあさんとか。
皆さん、お元気ですか?
京都は今寒いんでしょうね・・・
雪は降ってますか?
お体に気をつけてくださいね。
勝平は相変わらずですよ。
元気にやっておりますよ。