考えると夜も眠れない
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あたしが、なにか悩んでる訳ではない。

本の題名。

横内さんの本である。

「考えると夜も眠れない」

読んでみた。

めちゃめちゃ面白かった!!

・・・うわ、なんちゅー感想!!
ボキャブラリーなさすぎで自分でもびっくり。
シンプルすぎるにもほどがある。
横内さんに絶対聞かれたくない(笑)。


横内さんとは?

少しでも演劇をかじってる方は、もうご存じですね。
劇作家、演出家、劇団扉座の主宰、の横内謙介さんです。

演劇をやってない方に、少しばかり説明をつけたすと、
劇団扉座での作・演出の他に、
市川猿之介のスーパー歌舞伎「新三国志」三部作、V6トニセンの青春三部作、
蜷川幸雄演出ミュージカル「魔女の宅急便」「NINAGAWA火の鳥」なども書かれている、
大作家先生である。

ええ、本のプロフィール丸写し(笑)

大作家先生って言っても、ひげもじゃでベレー帽で煙草をくゆらしている80歳ぐらいのおじいちゃんな訳じゃない。

ご自分の結婚式の時でさえ、知らないおばさんに、「トイレはどこなの?」と、式場アルバイトに間違われてしまうぐらいの庶民派。
現在45歳ということですが、30代には見える若さ・・・海外に行けば絶対に20歳ぐらいに見られるだろうベビーフェイスなお顔立ち。
少年好きなサブな兄貴系の方がいたら、たまらない少年具合。

これが横内さんだ。


横内さんとの出会いは、
あたしがM.O.P.に入ったばかりの初舞台。

京都の演劇祭があり、
「きらら浮世伝」というお芝居を上演。

演出は我等がマキノさん。

この戯曲、「きらら浮世伝」を書いたのが横内さんなのである。

今思い返すと、
そんな素晴らしい舞台が、初舞台だったあたし。


・・・ひどかった。

下手、というより、ド下手。

当時OLだったあたしが、
急に「芝居をやりたい」なんて、無茶な話だった。

「芝居をなめるなよ」と、ワンレンできゃぴきゃぴしてた馬鹿っつらの当時のあたしに言ってやりたい。

マキノさんもこんなド素人が入って大変だったろうに・・・・とほほ。

ほんと、
思い返すだに恥ずかしく、顔が赤くなる。ひゃー。


まぁ、しかし、その時の出会いがあるから、
横内さんはこんな馬鹿っつらのことも覚えていてくれ、会うたびに、
「お、かっぺい~」
「頑張ってるか~」
と、気さくに声をかけてくださる。

しかし、あれからもう15年・・・

なのに。

いまだに横内さんは、あたしに会うと、
「かっぺい、大きい声でるようになったな~」
「セリフ、いっぱい覚えれるようになったな~」

・・・・・

あたしが27歳の時に母方の祖父が他界した。
その祖父が最期のほうは、ぼけも入ってて、27歳のあたしに向かって、

「おまえ今、何年生になったんや~」
「給食、ちゃんと食べとるか~」

と、しょっちゅう聞いてきた。

・・・・・そんな感じだ(笑)。


しかし、あたしももう、いっぱしの大人。

「おいおい、わしを何歳やと思とるんだね!?横内くん!」

とは言わず、

「やーん、横内さんってば~、かっぺいも、もう大人ですよ~!!ウフフ。」と
「来ちゃった」ばりに(前回参照)、はにかむあたし。

おいおい。

やっとるやないか、あたし(笑)。


・・・とまぁ、この、「考えると夜も眠れない」を読みながら、
いろんな昔の事、思い出してました。

作家先生の本だから
「演劇について」とか、「役者とは!?」、みたいな本じゃないの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
全然そんなことありません!

むしろ、そういう「演劇とは!?」を読みたくて買った人は確実にがっかりするでしょう!!!(笑)
堅苦しさなし!
横内謙介のぐだぐだな話・・・そう!!ぐだぐだっす!!!

とても愉快な、エッセイ?コラム?です(←すみません、違いがわからない・・・)

とにかく、読みながらめちゃめちゃ吹き出してしまった。

「キャハハ」とか「うふふ」じゃない。
「ぶはは」とか「ニヤリ」といった感じです。

ああ、お馬鹿具合がたまらない!!

こんなにこきおろして(あたしの精一杯の愛情表現なんですが~)
横内さん、怒るかなぁ・・・

ま、怒られたら、

「けんちゃん、ごめんちゃい!ウフ。」

と、はにかんでみよう。
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by mop-katsuhira | 2007-05-24 23:26
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