人気ブログランキング |
キヨシロー。
b0086593_0182842.jpg

あたしがまだ中学生だったとき、

RCサクセションは大人の、お兄さん的な存在のバンドだった。


奇抜なファッション、

キヨシローの色っぽい声、

きゅーんとくる歌詞。


まだまだ子供だったあたしは、

「車の中で彼女と手を繋いで眠った」

って歌詞だけでもドキドキしていた。


車の中、ってのがなんとも、若くて蒼くて切ない。


でも当時のあたしは、その大人っぽい、甘く切ない胸キュンな曲を、背伸びしながら聴いていた。


キヨシローの歌は、バラードであっても、アップテンポな曲であっても、どれも、そういうものがちりばめられていた。


そして、どんなに奇抜なことをしても、ちゃんと歌詞が聴こえてくる。


泣いてしまったり、共感したり、パワー全開になったり。


「ちゃんと歌詞が聴こえる」


大切なことだ。


日本語ROCKの先導者だったと思う。



一度だけ、


ナマの清志郎をライブでみた。


高校生だったあたしは、友達と一緒に、大阪の南港の特設会場で行われた「Super Jam」(スーパージャム)という、今でいう「ロックインジャパン」みたいなライブイベントに行った。

たくさんのバンドが出演し、数時間行われる。


あたしと親友のT子は、チケットが取れた日からドキドキで、

いつも学校でその話をし、当日何を着ていったらいいか?とか、

トップバッターは誰で、ラストは誰だろう?とか、そんな話ばっかりしていて、

ワクワクが頂点を迎えたところで当日を迎えた。


暑い夏だった。


むせかえるような暑さの中、あたしたちは大興奮し、拳をあけだり、跳び跳ねたりしていた。

あたしのその日の一番のお目当てはバービーボーイズだったのだが、親友のT子はRCサクセションだった。


ラストがきた。


大トリはRCサクセションだった。


RC好きなT子とキャーキャー言いながら、前の方へいき「キヨシロー!キヨシロー!」と何回も叫んだ。


一緒に跳び跳ねた。


最高の1日だった。


帰り道は何度も何度もライブの感想を喋りまくり、


その日からしばらくは学校でもライブの話で持ちきりだった。


あの日のライブは、確実に、あたしの青春の思い出となった。



T子とは、


高校を卒業して離ればなれになったが、ずっとつきあいがあり、今でも親友だ。


ずっとキヨシローが好きで、


その後、なんと、


RCのライブで知り合った男の子とつきあうことになり、


そして、結婚した。


今は、そのだんなさまと、可愛い二人の子供と、仲良く幸せに暮らしている。


キヨシローがいなければ、


2人は出会うことはなかったんだ、と思うと、あたしは、さらに胸いっぱいになってしまった。



心より、


ご冥福をお祈りいたします。



2人を結びつけてくれて、ほんとうにありがとうございました。
by mop-katsuhira | 2009-05-13 00:18
<< まっちゃんのすごいところ。 あたしまでドキドキ。 >>



勝平ともこのブログ
by かっぺい
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31